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468 晩年の子規 新しき5句発見される 

 朝日新聞8/23の夕刊の社会面<4版>に、タイトルのように「晩年の子規 新しき5句発見」との見出しで、子規の晩年の作品が新たに発見されたというビッグニ
ュースが掲載されました。

 今年は、正岡子規<1867~1902>生誕150年を迎えるという記念すべき年であり、子規が死ぬ前年の正月に詠んだとされる俳句5句と自画像2点などが載った冊子が見つかったそうです。これらは、晩年の子規の心情や様子がうかがえる極めて貴重な資料と評価されています。

子規の句新発見
正岡子規の新しい句<5句と自画像など>の新発見を報じる8/23の朝日新聞記事

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 今回発見された句が書かれた時は、持病の脊椎カリエスの病状もかなり深刻な状態で、病床に伏せ・苦しみながら詠んだ句であったと想像されます。

 子規の句の特徴の一つは、とても分かりやすい俳句であり、誰しも理解ができる言葉のリズムや情景描写が、人々の心をストレートに捉えるところにあると言えるでしょう。

 今回、新発見された5句は初めて接する句ですが、私にとって、俳人正岡子規に心惹かれるきっかけとなったのは、「柿食えば 鐘がなるなり法隆寺」の句で、子規の俳句の中でも特にポピュラーな一句とされ、万人が周知する作品でした。

 誰しもが、中学時代に国語の時間に「俳句」について学び、多くの俳句の名作に接し、その17音の世界に魅了され、少なからず興味・関心を持つ契機となったのではないでしょうか…。
 
 結果、「難しく考えなくても・難しい言葉を使わなくてもいい」「素直な気持ちを季節を表す言葉<季語>を含む「十七の音」で表現すればいいんだ」と単純な自己解釈でとらえるようになったのは、やはり中学生の頃だったように思います。

 私が子規の俳句に引き込まれる理由は、小学生でも意味が分かり・情景を想像することができる…その分かりやすさにあります。
 子規がめざしたとされる「わかりやすい俳句づくり」…の信念が、多くの人の心をつかみ・多くの「巷の俳人」を生み出し、今日の俳句ブーム隆盛の根幹・礎とな
っていると感じています。

 私自身は、子規以外に同じように「分かりやすさ」を織り込んで詠んでいる庶民派の小林一茶が好きです。
 例えば「めでたさも中くらいなり おらが春」「やれ打つな ハエが手をする足をする」などは、実に着眼が面白く、情景を巧みに擬人化して心理状況を引き込む表現に、「うん なるほど」…と思わず微笑み・共鳴し共感するのです。

 俳句の魅力に引き込まれ・感動に揺さぶられる私ですが、自分には未だに俳句を詠む<つくる>気持ち・力は共にありません。いい句に出会い、少しでも感動を与えてくれる身近な句に心を寄せられれば、それでいいんです。

 三十一文字も好きですね。忘れてしまいそうな長い年月が過ぎましたが、俵万智さんの「サラダ記念日」は、かってない衝撃的新鮮な出会いになり驚きました。

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サギソウ 優雅で幻想的な姿を見せてくれます

せせらぎプール 市民会館前のせせらぎプールの流水 

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