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430 幼い女の子が…チャイムを鳴らした。 

モニター2
1F/エントランスに設置され、マンション内の要所を映し出している液晶ディスプレイです。建物内の数か所にカメラが設置され、24時間モニターされています。



 土曜日の午後、キッチンのドアホンが異様に立て続けに鳴ったので、慌ててドアを開け玄関先に出てみると、小さな女の子が立っていた。たった一人…今まで見たことのない幼い女の子だった。

 よくわからないが、女の子は3歳くらいだろうか…? 目鼻立ちが整い・髪を後ろに束ねたポニーテールがよく似合う女の子だった。私の姿を見るなり、叫ぶような声で「ママはどこ…?」と口を開いた。

 一瞬、何のことか…と少々驚いたが、続いて「ママがいない…」と泣きじゃくり大つぶな涙が流れ落ちた。おそらく、母親と一緒に当マンションを訪ねてきた母親と、離れ離れになったのであろう…と直感的に思った。
 母親と離れ、何処にいるのかと悲壮な鳴き声で訴えかける幼気な様子を見て、いたたまれなくなった。

 細君が不在だったため、私なりに女の子をなだめながら問いただしたものの、動揺する幼い女の子の心理状態からは、具体的な情報は何もつかめなかった。

 さて、どうすべきか…瞬間的に迷ったが、何かの情報が得られるかもしれない…と、1階の管理人室に行くことにした。女の子を抱き上げてあやしたが、女の子の小さな心臓の高鳴る音がストレートに伝わってきて…驚いた。

 管理人さんに事のいきさつを伝えると、「先ほど、この子とお母さんが△△階の〇〇さんとインターホンで会話をされていましたよ。おそらく、訪問されたんでし
ょう」とのことだった。

 管理人さんは「〇〇さんの部屋へ行ってみましょう。私もご一緒します」と言ってくれた。ほぼ間違いなかろう。解決の糸口が見つかり安堵した。よかった…というのが偽らざる心境だった。
 すぐに当該の部屋を訪ねると、母親が訪問中で、ことの仔細を知って驚き、女の子を膝の上に載せ、涙をハンカチで拭きながら優しく喜びといたわりの声をかけながら抱きしめた。

 やがて女の子は、何事もなかったように屈託のない表情で母親にしがみつき、私に向かって笑顔を見せた。
 母親は何度も頭を下げ、私にお礼の言葉を繰り返した。会話を交わすにつれ、母親の目には涙が滲み頬をつたった。こんな経験は初めてだが、よかった。本当によかったと思った…。

美男美女のお揃いです
上の記事に似合いませんが、今朝のベランダ風景です。細君が知人の方から戴いた玉ネギです。我が家では特ダネのニュースになりました。皆、いい顔してますね。

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