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400 中日紙夕刊コラム「紙つぶて」を読んで…。 

中日新聞の夕刊コラムに「紙つぶて」があるが、これは、現在各
界の著名な方数名が約半年にわたって、交代で字数600字程度の
コラムを執筆されているコーナーである。
今年も新年早々にスタートしたが、読んでいるとその識見が見事
に表現され、健筆に心を引き寄せられるのである。

少々前になるが、1/9 の担当は、名古屋大学名誉教授の四方義啓
氏の「数学を超えて」と題するコラムだった。誠に失礼ながら、
私自身はこの先生は存じ上げていなかった。と言うことは、コラ
ムを読んで、初めて四方先生を知ったということになるのである。

先生はご専門が数学の幾何学だそうである。ところが、「私の専
門は幾何学です」と自己紹介をされると、周りから怪訝な顔をさ
れることがよくある…そうである。

実際、四方先生の経験によると、名大に赴任された時に用意され
ていた講座は、専門外の「統計学」だったそうだが、結局はその
まま引き受けての「統計学講座」の講義を続けられたそうであり
周りからはてっきり、統計学が専門と思われていた…と語られて
いる。
後に、コンピューターの修理やソフトを組んだりされていたため
コンピューターの講義までされたため、コンピューターの専門家
とも勘違いされていた…そうである。

過去に、いくつもの専門家と勘違いされてこられたようだが、面
白いのは、「いえ…、私はこの道の専門家ではありません」と断
りの言葉や態度を示されず、そのまますんなりとお引き受けにな
り、その柔軟で円熟味ある温厚な人間性に、ただただ感心させら
れ尊厳の気持ちさえ持つに至るのである。

四方先生の学問的な種々の奥深い好奇心に感動すら覚えるが、フ
ランスに滞在されていた時に、「本当に興味を持つべき問題は何
だと思うか」と問いただされ、「哲学の研究会」に参加され勉強
された…と言うから、好奇心強く・探究心の強い、面白い一面を
お持ちの先生だとも感じた。

人生・学問への関わりはいろいろあると思うが、「一つのことを
極める勉強」も大事だが、「視野広く、柔軟思考の勉強」も大事
ではないかと思ったりするのである。

楽しみながらの勉強…即ち、「興味・関心を追いながら学ぶ」こ
とが、自分なりの勉強・趣味につながるのではないか…と、四方
先生のコラムを読み、新たな思考法があることに気がついた。と
同時に、四方先生のことをもっと知りたいと思ったのである…。

DSCF3429.jpg
1/9中日夕刊コラム「紙つぶて」/四方名誉教授「数学を超えて」

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